「は」から始まる用語(全11語)ハイイールド通貨
高金利の通貨のこと。メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラなどが代表。スワップ狙いの買いが集まる反面、世界経済が混乱すると急落しやすい危険通貨の顔も持つ。
配当金
企業が株主へ還元する利益のこと。1株当たりの金額で発表され、株価と配当金の比率が配当利回りになる。
配当利回り
株価に対する配当金の割合(1株配当÷株価)。株式投資の割安さを測る目安のひとつ。
バックワード
先物市場で、期近物が期遠物より高くなる逆サヤ状態のこと。現物が不足しているときに起こりやすい。順サヤ(コンタンゴ)の反対。
バブル
資産価格が実体経済(ファンダメンタルズ)を大きく上回って膨れ上がる状態。楽観が買いを呼んでさらに価格が上がる悪循環が起こり、バブル崩壊は急落と長期の停滞を招く。1637年のチューリップバブル、80年代末の日本、2000年代のITバブルなど、歴史上何度も繰り返されてきた。
パリティ
通貨の基準となる等価水準のこと。通貨平価とも呼び、たとえばユーロドルが1.00に届くことを「パリティをつける」と表現する。オプション取引では、権利行使価格が現在の相場と一致した状態(アット・ザ・マネー)を指す言葉でもある。
幅寄せ
値幅が狭まり、価格が小さな範囲に寄り集まった状態。方向感が出る前の溜めの局面で、ここからのブレイクに注目する。
半値戻し
下落幅の約半分を戻す局面を指す相場格言。「三分戻し」「八掛け二」と並ぶ戻りの目安で、フィボナッチの50%リトレースメントに通じる。半値で止まれば強い、半値を超えると元に戻りやすい、と読まれる。
破綻
債務超過などで支払い能力を失うこと。企業・金融機関・国の破綻懸念は、資金を安全資産へ逃がす最強クラスのリスクオフ材料になる。
反発
下落していた相場が持ち直して上向くこと。「一時反発」「反発に転じる」のように使う。大きく上向く局面は「反動高」とも呼ぶ。反対は「反落」。
反落
上昇していた相場が再び下がること。反発の反対で、急上昇のあとの手仕舞い売りで起こりやすい。
「ひ」から始まる用語(全8語)引け値(ひけね)
その日の取引が終わる時点の価格。終値の別称。「引けにかけて強める」のように使う。
ヒストリカルボラティリティ
過去の実際の値動きから計算した変動率。将来の変動を見込む予想変動率(インプライド・ボラティリティ)と対比される。
標準偏差
データのばらつきの大きさを測る統計量。ボリンジャーバンドは移動平均の上下に標準偏差の倍数分の幅を加えたもので描かれる。
非農業部門雇用者数(NFP)
米雇用統計の中心指標で、農業以外の産業で雇用者が前月比どれだけ増減したかを示す。毎月第1金曜に発表され、予想との乖離がドルを大きく動かす。
ビッド
業者が「この価格で買う」と提示する買いレートのこと。顧客はこのビッドで売ることになる。反対に業者が売りを提示するレートは「オファー(アスク)」で、この2つの差がスプレッドになる。
ビッドオファー
ビッド(買値)とオファー(売値)の総称。「ビッドオファーの開きが広がる」は流動性が減って取引しづらくなったことを示す。
ピークアウト
景気や指標がピークを越えて、減少に転じること。「景気のピークアウト」のように使う。
ピボット
前日の高値・安値・終値から、当日の支持線・抵抗線になりそうな水準を計算するテクニカル手法。デイトレーダーの値動きの目安に使われる。
「ふ」から始まる用語(全13語)ファンダメンタルズ
経済の基礎的条件のこと。金利水準、経済成長率、物価、雇用、財政・貿易収支などが含まれる。FXではこの強さで通貨の実力を測るもので、売買判断はファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2本柱で組み立てるのが基本。
ファットフィンガー
「太い指」の意で、入力ミスによる誤発注のこと。桁を間違えた大量注文が相場を乱す事件が、歴史上何度も起きている。
ファンド
投資家から資金を集めて運用する仕組み・組織のこと。ヘッジファンド、投資信託、ETFなど形態は様々。
深押し(ふかおし)
上昇トレンド中の押し目の中でも、特に深く下げる局面のこと。「深押しは警戒」の戒め通り、トレンド変化の可能性を検討する段階になる。
含み益(ふかみえき)
保有中のポジションに出ている、まだ決済していない利益のこと。決済して初めて確定する。反対は「含み損」。
含み損(ふかみぞん)
保有中のポジションに出ている、まだ決済していない損失のこと。含み損は決済しない限り実損ではないが、膨らませたまま放置するのが口座破綻の最大の原因。
不況
景気が停滞し、企業収益と雇用が悪化する状態。リセッションとも呼ぶ。利下げ観測からその国の通貨は売られやすい。
フラグ
旗の形に似た、強いトレンドの途中に現れる小さな保ち合いのチャートパターン。抜けた方向へトレンドが再開しやすい。
フラッシュクラッシュ
ほんの数分のあいだに急落し、すぐに急回復する現象。流動性の薄い時間帯に起こりやすく、2019年1月の円の急騰が記憶に新しい。
ブレイク
節目や抵抗線・支持線を超えること。上に超えれば「上ブレイク」、下に抜ければ「下ブレイク」。ブレイクの後は、それまで逆に張っていたポジションの損切りを呼んで加速しやすい。
プレミアム
オプション取引で権利を買うときに支払う対価(権利料)。また、リスクを見込んで上乗せされる割増分(リスクプレミアム)の意味でも使われる。
プライムレート
銀行が優良企業に融資するときの最優遇金利。中央銀行の政策変更が、最終的にこの水準へ伝わっていく。
ブル・ベア
強気(上昇観測)を「ブル(牛)」、弱気(下落観測)を「ベア(熊)」と呼ぶ表現。上昇相場はブルマーケット、下落相場はベアマーケット。
「へ」から始まる用語(全6語)平均足(へいきんあし)
始値・高値・安値・終値を平均して描き直したローソク足。単純な足よりノイズが減り、トレンドの方向が見えやすい。
変動相場制
為替レートを市場の需要と供給で決める制度。1973年以降の世界の標準で、固定相場制と対になる。
ヘッジ
保有資産の値下がりなどのリスクを避けるため、反対方向の取引で保険をかけること。輸出企業が円高に備えて売りを建てるように、損失を打ち消す仕組みとして使われる。「ヘッジが効かない」は、保険としての機能が働かないこと。
ヘッジファンド
機関投資家や富裕層から資金を集め、規制の制約が少ない中で多様な戦略(売りやレバレッジも駆使)で運用するファンド。大きな資金で相場を動かす存在として注目される。
ペイオフ
金融機関が破綻したとき、預金保険機構が預金者へ預金を払い戻す仕組み。保護される範囲には上限があるため、預け先の選別意識を高める言葉。
ペッグ制
自国通貨を特定の通貨(主に米ドル)に固定して連動させる制度。維持には当局の介入が必要で、経済の実力とのずれが大きくなると投機の標的になりやすい。
「ほ」から始まる用語(全8語)ホットマネー
金利差や投機益を求めて、国境を越えて短期的に移動する資金のこと。流入で相場が盛り上がる一方、一斉に流出すると市場が乱れる。
ホールド
ポジションや資産を「保有し続ける」こと。「買いホールド」は長期保有を前提とする戦略の呼び方で、暗号資産界隈では売らずに抱え続ける姿勢を「HODL(ホドル)」と呼ぶ文化もある。反対に手仕舞うことは「アンホールド」とも表現される。
ボックス相場
一定の値幅の中で、上限と下限を往復する保ち合い相場のこと。ボックス圏とも呼び、下限で買い・上限で売る「ボックス理論」の逆張りが機能しやすい局面。
ボラティリティ
価格の変動率のこと。ボラティリティが高い=値動きが荒く、低い=静かな相場。予想変動率を示す指数が恐怖指数(VIX)で、急上昇すると市場の混乱を示す。
ポジション
保有している建玉のこと。買いから入ればロングポジション、売りから入ればショートポジション。「ポジションを張る」「ポジションを解消する」のように使う。
ポジションサイジング
1回の取引でどれだけの取引量(サイズ)を張るかを決めること。損失の許容額から逆算する考え方で、資金管理の核心。
ポンド
英国の通貨ポンドスターリング。国際通貨の歴史が長く、ポンド円は値動きが荒い通貨ペアとして知られる。
ボリンジャーバンド
移動平均線の上下に、標準偏差の幅の帯を描いたテクニカル指標。±2σの帯の中に価格が収まる確率が高いとされ、帯の狭くなった「スクイーズ」は大きな値動きの前兆と読まれる。
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ハイイールド通貨
高金利の通貨のこと。メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラなどが代表。スワップ狙いの買いが集まる反面、世界経済が混乱すると急落しやすい危険通貨の顔も持つ。
配当金
企業が株主へ還元する利益のこと。1株当たりの金額で発表され、株価と配当金の比率が配当利回りになる。
配当利回り
株価に対する配当金の割合(1株配当÷株価)。株式投資の割安さを測る目安のひとつ。
バックワード
先物市場で、期近物が期遠物より高くなる逆サヤ状態のこと。現物が不足しているときに起こりやすい。順サヤ(コンタンゴ)の反対。
バブル
資産価格が実体経済(ファンダメンタルズ)を大きく上回って膨れ上がる状態。楽観が買いを呼んでさらに価格が上がる悪循環が起こり、バブル崩壊は急落と長期の停滞を招く。1637年のチューリップバブル、80年代末の日本、2000年代のITバブルなど、歴史上何度も繰り返されてきた。
パリティ
通貨の基準となる等価水準のこと。通貨平価とも呼び、たとえばユーロドルが1.00に届くことを「パリティをつける」と表現する。オプション取引では、権利行使価格が現在の相場と一致した状態(アット・ザ・マネー)を指す言葉でもある。
幅寄せ
値幅が狭まり、価格が小さな範囲に寄り集まった状態。方向感が出る前の溜めの局面で、ここからのブレイクに注目する。
半値戻し
下落幅の約半分を戻す局面を指す相場格言。「三分戻し」「八掛け二」と並ぶ戻りの目安で、フィボナッチの50%リトレースメントに通じる。半値で止まれば強い、半値を超えると元に戻りやすい、と読まれる。
破綻
債務超過などで支払い能力を失うこと。企業・金融機関・国の破綻懸念は、資金を安全資産へ逃がす最強クラスのリスクオフ材料になる。
反発
下落していた相場が持ち直して上向くこと。「一時反発」「反発に転じる」のように使う。大きく上向く局面は「反動高」とも呼ぶ。反対は「反落」。
反落
上昇していた相場が再び下がること。反発の反対で、急上昇のあとの手仕舞い売りで起こりやすい。
引け値(ひけね)
その日の取引が終わる時点の価格。終値の別称。「引けにかけて強める」のように使う。
ヒストリカルボラティリティ
過去の実際の値動きから計算した変動率。将来の変動を見込む予想変動率(インプライド・ボラティリティ)と対比される。
標準偏差
データのばらつきの大きさを測る統計量。ボリンジャーバンドは移動平均の上下に標準偏差の倍数分の幅を加えたもので描かれる。
非農業部門雇用者数(NFP)
米雇用統計の中心指標で、農業以外の産業で雇用者が前月比どれだけ増減したかを示す。毎月第1金曜に発表され、予想との乖離がドルを大きく動かす。
ビッド
業者が「この価格で買う」と提示する買いレートのこと。顧客はこのビッドで売ることになる。反対に業者が売りを提示するレートは「オファー(アスク)」で、この2つの差がスプレッドになる。
ビッドオファー
ビッド(買値)とオファー(売値)の総称。「ビッドオファーの開きが広がる」は流動性が減って取引しづらくなったことを示す。
ピークアウト
景気や指標がピークを越えて、減少に転じること。「景気のピークアウト」のように使う。
ピボット
前日の高値・安値・終値から、当日の支持線・抵抗線になりそうな水準を計算するテクニカル手法。デイトレーダーの値動きの目安に使われる。
ファンダメンタルズ
経済の基礎的条件のこと。金利水準、経済成長率、物価、雇用、財政・貿易収支などが含まれる。FXではこの強さで通貨の実力を測るもので、売買判断はファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2本柱で組み立てるのが基本。
ファットフィンガー
「太い指」の意で、入力ミスによる誤発注のこと。桁を間違えた大量注文が相場を乱す事件が、歴史上何度も起きている。
ファンド
投資家から資金を集めて運用する仕組み・組織のこと。ヘッジファンド、投資信託、ETFなど形態は様々。
深押し(ふかおし)
上昇トレンド中の押し目の中でも、特に深く下げる局面のこと。「深押しは警戒」の戒め通り、トレンド変化の可能性を検討する段階になる。
含み益(ふかみえき)
保有中のポジションに出ている、まだ決済していない利益のこと。決済して初めて確定する。反対は「含み損」。
含み損(ふかみぞん)
保有中のポジションに出ている、まだ決済していない損失のこと。含み損は決済しない限り実損ではないが、膨らませたまま放置するのが口座破綻の最大の原因。
不況
景気が停滞し、企業収益と雇用が悪化する状態。リセッションとも呼ぶ。利下げ観測からその国の通貨は売られやすい。
フラグ
旗の形に似た、強いトレンドの途中に現れる小さな保ち合いのチャートパターン。抜けた方向へトレンドが再開しやすい。
フラッシュクラッシュ
ほんの数分のあいだに急落し、すぐに急回復する現象。流動性の薄い時間帯に起こりやすく、2019年1月の円の急騰が記憶に新しい。
ブレイク
節目や抵抗線・支持線を超えること。上に超えれば「上ブレイク」、下に抜ければ「下ブレイク」。ブレイクの後は、それまで逆に張っていたポジションの損切りを呼んで加速しやすい。
プレミアム
オプション取引で権利を買うときに支払う対価(権利料)。また、リスクを見込んで上乗せされる割増分(リスクプレミアム)の意味でも使われる。
プライムレート
銀行が優良企業に融資するときの最優遇金利。中央銀行の政策変更が、最終的にこの水準へ伝わっていく。
ブル・ベア
強気(上昇観測)を「ブル(牛)」、弱気(下落観測)を「ベア(熊)」と呼ぶ表現。上昇相場はブルマーケット、下落相場はベアマーケット。
平均足(へいきんあし)
始値・高値・安値・終値を平均して描き直したローソク足。単純な足よりノイズが減り、トレンドの方向が見えやすい。
変動相場制
為替レートを市場の需要と供給で決める制度。1973年以降の世界の標準で、固定相場制と対になる。
ヘッジ
保有資産の値下がりなどのリスクを避けるため、反対方向の取引で保険をかけること。輸出企業が円高に備えて売りを建てるように、損失を打ち消す仕組みとして使われる。「ヘッジが効かない」は、保険としての機能が働かないこと。
ヘッジファンド
機関投資家や富裕層から資金を集め、規制の制約が少ない中で多様な戦略(売りやレバレッジも駆使)で運用するファンド。大きな資金で相場を動かす存在として注目される。
ペイオフ
金融機関が破綻したとき、預金保険機構が預金者へ預金を払い戻す仕組み。保護される範囲には上限があるため、預け先の選別意識を高める言葉。
ペッグ制
自国通貨を特定の通貨(主に米ドル)に固定して連動させる制度。維持には当局の介入が必要で、経済の実力とのずれが大きくなると投機の標的になりやすい。
ホットマネー
金利差や投機益を求めて、国境を越えて短期的に移動する資金のこと。流入で相場が盛り上がる一方、一斉に流出すると市場が乱れる。
ホールド
ポジションや資産を「保有し続ける」こと。「買いホールド」は長期保有を前提とする戦略の呼び方で、暗号資産界隈では売らずに抱え続ける姿勢を「HODL(ホドル)」と呼ぶ文化もある。反対に手仕舞うことは「アンホールド」とも表現される。
ボックス相場
一定の値幅の中で、上限と下限を往復する保ち合い相場のこと。ボックス圏とも呼び、下限で買い・上限で売る「ボックス理論」の逆張りが機能しやすい局面。
ボラティリティ
価格の変動率のこと。ボラティリティが高い=値動きが荒く、低い=静かな相場。予想変動率を示す指数が恐怖指数(VIX)で、急上昇すると市場の混乱を示す。
ポジション
保有している建玉のこと。買いから入ればロングポジション、売りから入ればショートポジション。「ポジションを張る」「ポジションを解消する」のように使う。
ポジションサイジング
1回の取引でどれだけの取引量(サイズ)を張るかを決めること。損失の許容額から逆算する考え方で、資金管理の核心。
ポンド
英国の通貨ポンドスターリング。国際通貨の歴史が長く、ポンド円は値動きが荒い通貨ペアとして知られる。
ボリンジャーバンド
移動平均線の上下に、標準偏差の幅の帯を描いたテクニカル指標。±2σの帯の中に価格が収まる確率が高いとされ、帯の狭くなった「スクイーズ」は大きな値動きの前兆と読まれる。

