夏枯れ(なつがれ)
夏季に投資家が休みがちになり、商いが細って相場の動きが鈍くなること。「夏枯れ相場」のように使う。
ナンピン
買った後に下がったら、さらに買い足して平均取得価格を下げる手法(売りなら上げて売り足す)。価格が戻れば損益を改善できる一方、トレンドに逆らったまま買い続けると損失が膨らむ両刃の剣。資金管理とセットで使う。
並足(なみあし)
値幅が小さく、横ばいの値動きが続くこと。「並足が続く」のように使う。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
価格を指定せず、その時点で最良のレートで売買する注文。確実に約定する反面、急変動時は滑って想定より不利な価格になる(スリッページ)ことがある。
内部要因
相場を動かす要因のうち、市場内部の需給や投資家心理に関わるもの。景気や政策などの「外部要因」と対比される。
流れ
相場の方向・トレンドのこと。「流れに乗る」「流れが変わる」のように使う。
賑わい(にぎわい)
取引が活発で、売買が盛り上がっていること。「商いに賑わう」のように使う。反対は閑散。
24時間取引(にじゅうよじかんとりひき)
FXはオセアニア市場から始まり、東京・欧州・ニューヨークと市場が時差でリレーするため、月曜早朝から土曜早朝までほぼ24時間取引できる。ただし時間帯で値動きの性格が大きく変わる。
日経225(にっけいにーにーごー)
東京証券取引所の代表的な225銘柄で構成する株価指数(日経平均株価)。日本株全体の動きを映し、先物やCFDでも取引される。日本の株価と円相場は連動しやすく、日経225の急変動は円相場の材料にもなる。
日銀(にちぎん)
日本銀行の略称で、日本の中央銀行。金融政策決定会合で政策金利や金融緩和の調整を決め、総裁会見の発言は円相場を大きく動かす。為替介入の実行機関でもある。
二番底(にばんぞこ)
安値をつけた後、一度持ち直してから再度売りに押され、前回の安値を割らずに反転する底値圏のチャートパターン。「二番底を試す」は、その安値が本物かを確かめる動きのこと。
ニューヨーク市場
米国の金融市場。世界で最も流動性が高く、ドルの本場とされる。東京・ロンドンに次ぐ1日の締めくくりの市場で、その日の最終的な方向感がここで決まりやすい。
抜け(ぬけ)
レンジや節目を超えて価格が動くこと。上方向なら「上抜け」、下方向なら「下抜け」と呼ぶ。
濡れ手で粟(ぬれであわ)
手間をかけずに利益を得ることを意味する相場格言。楽して稼ごうとする姿勢を戒める文脈で使われる。
値洗い(ねあらい)
保有する建玉の含み損益を、その日の評価レートで毎日付け直すこと。差金決済取引の基本的な仕組み。
値動き(ねうごき)
価格の動き方のこと。「値動きが良い」(上がり下がりのリズムが明快で、チャート通りに動く)といった使い方をする。
値ごろ感(ねごろかん)
「この水準なら買う価値がある」と投資家が感じる主観的な価格帯。値ごろ感からの買いは、実際に下値の支えになることがある。
値崩れ(ねくずれ)
それまでの水準を維持できず、急に売られて値下がりすること。
値幅(ねはば)
価格の動く範囲・値動きの幅のこと。「値幅が広い」「値幅を測る」のように使い、エントリー後の利益・損失の見込みを考える基準になる。
値幅取り(ねはばどり)
上昇・下落の方向を問わず、値動きの幅そのものを利益に変える短期的な売買。デイトレードやスキャルピングはこの典型。
ネッティング
複数の取引を売買で相殺し、純額だけを決済すること。決済事務を削減できるため、機関投資家や市場で広く使われる。
ネットポジション
売りと買いを差し引いた、残っているポジションの純額のこと。買いが多ければネットロング、売りが多ければネットショート。
ノックアウト・オプション
あらかじめ決めた価格(バリア)に達した時点で、権利が自動的に消滅するオプション。通常より安く買える反面、条件を付ければ付けるほど権利が消えやすい。
農産物(のうさんぶつ)
トウモロコシ、大豆、小麦など、農業から生まれる商品のこと。コモディティ市場の中心で、天候が価格を大きく左右する。農産物価格の上昇はインフレ要因として金融市場にも影響する。
ノータッチ
相場が特定の水準(目標や指値の価格)に届かないこと。「ノータッチに終わる」のような使い方をする。

