『投機筋』を英語で言うと
英語表記:Speculator(スピキュレーター)又はspeculation(スペキュレーション)
『投機筋』とは、為替レートの変動による差益を狙った投機家たちの事を言います。これは主に短期間で売買を行う人たちの事を指します。

『投機筋』とは
『投機筋/トウキスジ』とは、株式・為替・商品等の価格の変動を使い、主に短期的な売買を繰り返し、利益を得ようとする投機家の事を指します。
また『投機筋』は、『短期筋/タンキスジ』や『実需筋/ジツジュスジ』とも言われていますが、通常はこの『投機筋』が使用される事の方が多いです。

『投機筋』は金融マフィア!?
『マフィア』は組織犯罪集団の代名詞で使用される言葉ですが、『投機筋』を比喩する意味で『金融マフィア』と呼ぶ事があります。
理由の一つとして挙げられるのは、流動性が乏しいマーケット、例えば東京市場であれば未明から朝方に莫大な資金を投入して売買を仕掛け、個人トレーダーを含む多くのポジションをロスカットへ導く為です。
こういった手法を度々取る事から『金融マフィア』とも呼ばれています
短期的な差益を狙う為、こういったトレードを行うのも『投機筋』の特徴でもあります。
他にも『マフィア』を使って『投機筋』を比喩する市場があります。
東京市場では『ミセスワタナベ狩り』が有名です。
『短期筋』とも呼ばれる理由とは
前述した通り、『投機筋』は『短期筋』とも呼ばれています。
これは主に『投機筋』が『短期売買』を行う事で付けられています。
通常『短期売買』とは『中・長期売買』とは異なり、1日〜1か月単位と言われる期間内で売買を行う事を言います。
『投機筋』は、『投資的』なトレードはあまり行わず、目先の『リターン』などを狙ったトレードを得意とします。
『投機筋』の代名詞と言えば『ヘッジファンド』や『金融機関のディーラー』が先ず挙げられるでしょう。
彼ら『投機筋』は、中・長期での売買に縛られる事は無く、短期で利が乗れば決済を繰り返すといったトレードに徹します。
『個人トレーダー』の方は、こういった『投機筋』の目線でトレードを行う事が出来れば勝てる要因にもなってきます。