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【国際通貨基金とは】わかりやすく解説
英語表記:International Monetary Fund(通称名:IMF)
『国際通貨基金』とは、分かり易く言うと『国際通貨基金』へ加盟した国の為替政策の監視(サーベイランス)や、国際収支が極端に悪くなった加盟国への融資を行う国際機関の事を言います。
『国際通貨基金』の主な目的
- 加盟国への国際貿易の推進
- 加盟国への高水準な雇用と国民所得の拡大
- 加盟国への為替システムの安定
『国際通貨基金』の創立
- 1944年(S.19年)7月
連合国国際通貨金融会議(通称『ブレトン・ウッズ会議』)にて、『国際通貨基金』の創立(出資比率含め)を発表。
- 1947年(S.22年)3月
『ブレトン・ウッズ会議』で調印された『国際通貨基金協定(IMF協定)』は多少の批判もありましたが業務を遂行します。
2019年(令和元年)9月末現在での加盟国は189か国です。
『国際通貨基金』の主な会合
『国際通貨基金』の主な会合として挙げられるのが『年次総会』です。(※年1回の開催で日本の春・秋のいずれか。)
この『年次総会』は世界銀行との合同総務会となります。
『国際通貨金融委員会(IMFC)』とは
英語表記:International Monetary and Financial Committee(通称名:IMFC)
設立:1999年9月
『国際通貨金融委員会』とは、『IMF暫定委員会』を前身とし、国際通貨や金融システムに関する諸問題を『IMF総務会』へ報告、または勧告する事を主に目的とした役割の国際機関の事を言います。
『国際通貨金融委員会』は年に2回開催され(※日本の春・秋)、『日本銀行』からは総裁も参加する会合になります。