2020-2021/気を付けたい年末年始のトレードについて

年末年始のトレードの流れ/2020-2021

早いもので、もう11月です。季節柄、年末年始の『最新マーケット事情』について書き留めていきます。

単純に為替を動かす市場は世界3大市場と言われるマーケットです。ニューヨーク市場ロンドン市場、最後に我が国の東京市場です。

年末年始における為替相場の動きも、他ならぬこのマーケットの動きで左右されます。

皆さんは取引を、年末はいつまでされる予定ですか?

また年始はいつから取引を開始されますか?

私は12月に入ると早々にポジション整理に入ります。理由はシンプルで、欧州欧米のクリスマス休暇に合わせるといった感じです。年明け(2021年)は、新年1月5日が初商です。


世界三大為替市場の年末動向

例年の欧米市場は、クリスマス休暇を12月24日〜25日迄とし、翌26日より為替業界は通常営業するのですが、今年(2020年)は25日が金曜となる為(土・日が休日)為替業界の営業は翌週明け月曜の28日(ロンドン市場/イギリスはボクシングデイのため28日も祝日休場)から通常で営業します。

でも少し待って下さい。本当に28日から通常に稼働するのでしょうか?

確かにクリスマス明けの28日は通常営業日で、管理者側(為替関係者)は普通に営業します。

しかし実際に為替を動かす投機筋含めた大口投資家達はどうでしょう?

実は彼らの殆どが、12月20日前後から長期休暇に突入します。そうです、クリスマス休暇前には休みに入るのです。

ざっくりと12月20日〜翌1月1日までです。

この期間で通常業務している為替&金融関係者も交代で休みをとり始めます。

また彼らは、年内使用できる有休を、この期間で消化します。

FX、年末年始、2021年
ターキーデイとは

ではココでもう少し話を掘り下げますね。

みなさん『感謝祭』はご存じでしょうか。

別名『ターキーデイ(七面鳥の名前由来)』とも言われます。

今年(2020年)の『ターキデイ』は11月26日で、アメリカ、カナダともに祝日となり、彼らには特別な日となります。

『ターキーデイ』とは、イギリスからの移民たちがアメリカ(現マサチューセッツ州)の台地を開拓し、穀物を初めて収穫し、この日を祝った日が起源とされています (諸説あり)

この特別な『感謝祭』は、アメリカで年一回の大きなお祭り騒ぎとなります。

NYで為替ディーラーをしている私の知人も、例年この時期から年明けまでクリスマス休暇を取得し音信不通となります。

例年なら、この日は全米各地で交通渋滞(広大なアメリカで)が起き、記念行事が全米各地で催されます。(※今年はコロナ禍の影響が大きくでる可能性があります)

アメリカでは、この感謝祭前後からクリスマス休暇を意識し出し、アタマの中は既にお休みモードに突入する訳です。

いったいどういうことでしょう・・・

彼ら(特に年内を勝ちで収めた投機筋、大口投資家)は、12月20日までにポジションの整理を行います。

20日以降マーケットに参入するのは負け越し組の 一部と、個人投資家となるのです。

長年トレードされている方なら分かると思うのですが、この期間の流動性は殆どありません。


マーケットの大きな流れ

✔11/26:感謝祭(ターキーデイ)

✔12/20前後:アメリカ及びロンドン含むヨーロッパ全体/早い人はクリスマス休暇突入

12/24〜12/27:アメリカ及びロンドン含むヨーロッパ全体/カレンダー上のクリスマス休暇

✔12/28:ボクシングデイのため、ヨーロッパ全体が祝日

✔年明け(2021年)1/1:クリスマス休暇終了

新年1/5〜為替相場が本格始動

大まかではこういった流れです。

FX、年末年始、2021年
為替の年始動向

年明け(2021年)のマーケット

では年明け1月2日からのマーケットの動きはどうなるのでしょうか。来年(2021年)の2日は土曜となるので、次の日曜(3日)と合わせ休場です。

このため、通常営業は週明け月曜の4日から稼働します。しかし3大市場の年初稼働日における動きは殆どないでしょう。(コロナ禍の影響でご祝儀相場はどうなるのか?)

但し、突発的なファンダ的要因が有れば別です。

動き出すなら5日の火曜が今のところ濃厚でしょうね。


年末・年始におけるトレードのリスクについて

前述したように、私は例年12月に入るとポジション整理に入ります。

12月に入ればトレードを行っても極端に発注枚数を抑えだし、クリスマスイブ前日の23日には手仕舞いするのが通例となりました。

これもトレードにおけるリスクヘッジです。

アメリカ・ヨーロッパでのクリスマス休暇(12/20〜1/1)に合わせ、各マーケットは極端に流動性が乏しくなります。

出来高の少ない薄商いとなるのが通例です。(ココでも突発的なファンダ的要因が入れば別です)

年末年始にかけては取引業者のスプレットも広くなります。

これに合わせ、レートの急変動等があれば約定拒否やスリッページも起こり易くなるのがこの時期の特徴です。

また、流動性がないマーケットなので、ヘッジファンド等が短期で仕掛ける絶好のチャンスにもなります。

彼らは容赦なく、私たち個人投資家の資金を狙ってくるでしょう。

年末年始は、こういったリスクを伴う時期でもあるという事を、シッカリとアタマに入れておいて下さい。

あと年明けは、ほぼ間違いなくギャップ(窓開け)がでます。

為替相場が休みの期間、大きなファンダ的要因が入れば非常に大きなギャップがでる可能性もあります。

年末、ポジションを持ち越される方は、こういった相応のリスクを保有する事に繋がりますので、くれぐれも注意が必要です。

特に初心者の皆さんは年末年始のトレードには注意して下さい。

 

※書き留めた日程はあくまで暫定です。今年はコロナ禍の影響で、各国の祝祭日及び休暇日程に変更が生じる可能性もあるので他の最新情報と併せてご覧ください。


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