2021-2022/気を付けたい年末年始のトレードについて

年末年始のトレードの流れ/2021-2022年

早いもので、今年もあと僅かです。

今回は年末年始の『トレード事情』について書き留めていきます。

では早速ですが、単純に為替を動かす市場は世界3大市場と言われるマーケットです。

ニューヨーク市場ロンドン市場、そして東京市場です。

 

 

年末年始における為替相場の動きも、他ならぬこのマーケットの動きでほぼ左右されます。

年末、皆さんは取引をいつまでされる予定ですか?

また年始はいつから取引を開始されますか?

私は12月に入ると早々にポジション整理に入ります。

理由は至ってシンプルで、欧米のクリスマス休暇に合わせるといった感じです。

 

 


世界三大為替市場の年末動向

例年の欧米市場はクリスマス休暇を12月24日〜25日迄とし、翌26日より為替は動くのですが、今年(2021年)は25・26日が土日となる為、為替は翌週の月曜(27日)から動きます。

主要マーケット/年末の休場日

  • 12/24〜26日:米・独
  • 12/27日  :英・加・豪・NZ・香港・南ア
  • 12/28日  :英・加・豪・NZ

 

でも少し待って下さい。

本当に27日から通常稼働するのでしょうか?

確かにクリスマス明けの27日は通常営業日で、管理者側(為替関係者)は普通に営業します。

しかし実際に為替を動かす大口投資家達はどうでしょう?

実は彼らの殆どが、今年は12月18日前後から長期休暇に突入します。

ざっくりと12月18日〜年明け1月1日までです。

また、この期間で通常業務している為替や金融関係者も交代で休みをとり始めます。

また彼らは年内使用できる有休を、この期間で消化する事も付け加えておきます。

 

 

FX、年末年始、2021年
ターキーデイとは

 

では年末の為替事情についてココでもう少し話を掘り下げましょう。

ここでは大口投資家達について考察します。

みなさん『感謝祭』はご存じでしょうか。

別名『ターキーデイ(七面鳥の名前由来)』とも言われます。

今年(2021年)の『ターキーデイ』は11月25日(木曜)で、アメリカ、カナダともに祝日(※米休場日)となり、彼らには特別な日となります。

『ターキーデイ』とは、イギリスからの移民たちがアメリカ(現マサチューセッツ州)の台地を開拓し、穀物を初めて収穫し、この日を祝った日が起源とされています 。(諸説あり)

この特別な『感謝祭』は、アメリカでは年一回の大きなお祭り騒ぎとなります。

NYで為替ディーラーをしている私の知人も、例年この時期から年明けまでクリスマス休暇を取得し音信不通となります。w

この日は全米各地で交通渋滞(広大なアメリカで)が起き、『ターキーデイ』に因んだ記念行事も全米で催されます。

今年は今のところコロナ禍が収束に向かっているので、例年以上に人の動きがあるかも知れませんね。

アメリカでは、この感謝祭前後からクリスマス休暇を意識し、アタマの中は既にお休みモードに突入する訳です。

年内を勝ちで収めた大口投資家達は、今年は12月17日までにポジション整理を行います。

18日以降(※18・19は土日なので実際には20日ですね)マーケットに参入するのは負け越し組の 一部と、あとは個人投資家になります。

長年トレードされている方なら分かると思うのですが、この期間の流動性は殆どありません。

但しココで気を付けなくてはいけない事は、流動性が無いから相場は動かないということではありません。

流動性が無いこの時期だからこそ、少ない資金流入で相場を動かす事もできるという訳です。

こういった年末年始の時期を狙って来るのが、ヘッジファンドを含めた投機筋と言われる人達です。

12月20日以降は、こういったヘッジファンドが莫大な資金を使って仕掛けて来る可能性もあるので覚えておきましょう。

こういった場合、短時間で相場が大きく動くので注意が必要です。

マーケットの大きな流れ

  • 11/25日:感謝祭(ターキーデイ)
  • 12/18日前後:欧州・欧米で早い人はクリスマス休暇突入
  • 12/24〜12/26日:米におけるカレンダー上のクリスマス休暇
  • 12/24〜12/28日:英を含む欧州でのカレンダー上のクリスマス休暇
  • 12/28日:ボクシングデイのため、欧州が祝日
  • 年明け(2022年)1/1日:クリスマス休暇終了
  • 新年1/4日:為替相場が本格始動

 

 

 

FX、年末年始、2021年
為替の年始動向

年明け(2022年)のマーケット

年明けの1月1日~2日は土日にあたります。

東京市場の初商は1/4日(火曜)です。

では3大市場の年初稼働を確認しましょう。

年明けの3大市場は1月3日より稼働し、当日は米ISM製造業景況指数を控え、また翌5日には米FOMC議事録を控えています。

為替自体の動き出しは今のところ4日で、ロンドン&ニューヨーク時間に動きを示す可能性が濃厚でしょう。

2022年/年明けマーケットの動き

  • 1/4日:東京証券取引所初商
  • 1/3日:3大市場稼働日(※豪・NZ・中は休場)
  • 1/3日:米ISM製造業景況指数
  • 1/4日:米FOMC議事録
  • 1/4日:NZ休場日

 

 


年始は値幅が拡大する傾向

では2022年、新年の為替の動向をもう少し書き留めておきます。

『ドル/円』の動きですが、今年は別として去年から遡った過去6年間の年始における『週足値幅』を見て頂くと分かるのですが、値幅が全て2円以上動いています。

来年は『コロナ禍』の影響もあり、今年同様に過去の推移が当てはまるかどうかは分かりませんが、逆に大きく動く可能性もあるので注視した方が良いでしょう。

因みに過去における2円幅は、全て1月の第2週目までに動いています。

 


年末・年始におけるトレードのリスクについて

前述したように、私は例年12月に入るとポジション整理に入ります。

12月に入ればトレードを行っても極端に発注枚数を抑えだし、クリスマスイブ前日の23日には手仕舞いするのが通例となりました。

これもトレードにおけるリスクヘッジです。

前述した通り、米・英でのクリスマス休暇(12/18〜1/1)に合わせ、各マーケットは極端に流動性が乏しくなります。

出来高の少ない薄商いとなるのが通例です。(※突発的なファンダメンタルズが入れば別です)

また年末年始にかけては各取引業者のスプレットも広くなります。

これに合わせ、レートの急変動等があれば約定拒否スリッページも起こり易くなるのがこの時期の特徴です。

また、流動性がないマーケットなのでヘッジファンドを含めた投機筋が短期で仕掛ける絶好のチャンスにもなります。

彼らは容赦なく私たち個人投資家の資金を狙って来ます。

年末年始は、こういったリスクを伴う時期でもあるという事をシッカリとアタマに入れておいて下さい。

あと年明けは、ほぼ間違いなくギャップ(窓開け)がでます。

年末年始の為替相場が休みの期間、大きなファンダメンタルズ的要因が入れば非常に大きなギャップがでる可能性もあります。

年末年始、ポジションを持ち越される方は、こういった相応のリスクを保有する事に繋がりますので、くれぐれも注意が必要です。

特に初心者の皆さんは年末年始のトレードには注意して下さい。

※本記事に書き留めた日程はあくまで暫定です。新年もコロナ禍の影響で、各国の祝祭日及び休暇日程に変更が生じる可能性もあるので他の最新情報と併せてご覧ください。

 

 

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