目次
通貨ペアによる取引量ランキングベスト10
- EUR/USD (ユーロ/米ドル)
- USD/JPY (米ドル/日本円)
- GBP/USD (英ポンド/米ドル)
- AUD/USD (豪ドル/米ドル)
- USD/CAD (米ドル/カナダドル)
- USD/CNY (米ドル/人民元)
- USD/CHF (米ドル/スイスフラン)
- USD/HKD (米ドル/香港ドル)
- EUR/GBP (ユーロ/英ポンド)
- USD/KRW (米ドル/韓国ウォン)
上位は変わりませんね、カナダドルが意外と人気です。(2019.4)
『通貨ペア』を洞察
取引する通貨ペアをみなさんは随時何ペアぐらいお持ちですか?
私は2ぺアでトレードを行います。
ドル/円とユーロ/ドルです。
2ペアと言っても実際取引するのは、殆どドル/円です。
相関性の重要性
トレードを行うに際し、通貨の相関性は必要不可欠な根拠づけとなる強い武器となります。
各種通貨ペアは各々とても個性的な動きをします。
他の通貨と連動する相関、逆相関を見ているだけで勉強にもなります。
私もこの勝てない時期に各通貨ペアを取引し、その通貨ペアのクセや他通貨との相関性を勉強させてもらいました。
その知識が今となっては欠かせない根拠となる場面が多々あります。
初心者は扱う通貨ペアの種類を抑えることが大切
私が推奨するのは1ペア、もしくは2ペアです。
私はFXを始めた当初から3年前後は幾種もの通貨ペアを監視し取引していました。
クロス円始め、ドルスト含むメイン通貨のほとんどを画面上で確認していました。
モニターの多さに 『オレはトレーダーだ!』みたいな、少しナルシスト的な気分を味わっていた時期でもあります。
ある通貨が動き出すと、テクニカル&ファンダメンダルズ要素と組み合わせ考え、それに乗じてトレードを行い、ポジションを持った通貨と相関性のある通貨を監視しながらの取引です。
こう書けばカッコ良く見えますが、結果、勝てたと思いますか?
私はFXで勝てない時期が、この通貨ペアを幾種も監視していた時期でもあります。
そうです、勝てなかったのです・・・
もちろん敗因の原因はこれだけではございません。
肝心な手法も確立されておらず、根拠が少ない取引を、その場しのぎでナントかやり取りしていた感じです。
チャート解析には時間を要する
私のロジックはチャートにシナリオが描けます。
もちろん好き勝手に描いてるわけではないですよ。
チャート自体がまるで意思を持ち、恰も自身の人生を描くようなシナリオです。
こう書くとバカ扱いされそうですが私には本当にそう見えます。
私のロジックは、中・長期足でチャートの方向性を確認し、中・短期足で詳細を詰めていくといった感じのトレードです。
中・長期足での方向性の確認は週に1回(チャートを見るのは毎日です)、マーケット休場日にチェックし、訂正等、変更箇所があれば訂正します。
中・短期足でのチェック作業は1日2回、朝の東京市場OP後(仲値以降)とロンドン市場OP後と計2回(私はNY時間の取引がメインですが、扱うドル円の動きはこれとは関係なく必ず朝から最低2回のチェックを入れます)
この中短期足のチェックは、中・長期足での方向性と照らし合わせるのが主な目的です。
あと急なファンダ要因におけるレートの変動後は必ずチャート解析をします(急な変動値により、場合によっては中・短期足でのチャートが崩れる場合があるからです)
次に短期足です。
私はデイトレードがメインなのでココが一番重要な作業となります。
1回につき解析時間は30分前後だと思って下さい。
この中・短期足の解析をお怠ると、トレードへ直接影響します。
どうですか私のロジックにおけるこの作業量・・
結構忙しいのが実情です。
これは私が扱うドル/円、1通貨ペアだけの話です。
これが2ペアになると作業量も倍・・
私には出来ません。
あなたは出来ますか?
仮に出来たとしても扱う通貨ペアの解析率は通貨ペアを増やすに従って下がるでしょう。
勝てない時期に沢山の通貨ペアで取引していましたが、まさに『木を見て森を見ず』の状態に陥りました。
マトメ
皆さんが扱う通貨ペアは、長期間取引することによって通貨のクセ、そこに入る大口投資家たちの思惑が不思議と見えてくるものです。
幾種もの通貨ペアで取引されている限り、私の言う境地へは辿り着けないと考えます。
少ない通貨ペアと如何に長くお付き合いする事が、継続して勝てるトレーダーへのステップだと確信します。
これが私の考える『取引通貨ペアを少なくする』の理由です。