【トレンド相場とは】わかりやすく解説

『トレンド相場』とは

 

『トレンド相場』とは、分かりやすく言うと一定の割合で上昇または下落している相場の事を言います。

 

相場での売買が活況に至り、これに誘導される1本調子の相場です。

 

ある一定期間、一方向に向かう相場になります。

 

初心者トレーダーの中には、こういった相場が苦手だと言う方もいらっしゃいますが、一旦トレンドが発生すると初心者の方でも稼ぎやすい相場となるので覚えておきましょう。

 

また、『トレンド相場』では、上昇を継続している様そうを『上昇トレンド』と言い、下降を継続している様そうを『下降トレンド』と言います。

 

FXでは、『トレンド相場』での取引が最も勝率が高く、また利益幅も見込める為にトレーダー達が挙ってトレードに参戦する局面にもなります。

 

 

 

トレンド相場とは、分かりやすく
現況が『トレンド相場』か見分けろ!

 

基本的に相場はレンジ相場と『トレンド相場』の、いずれかのパターンしかありません。

 

如何にこの2つのパターンを見分けるかがFXでは重要です。

 

あとトレードを行う時間帯(各市場)と『トレンド相場』は密接な関わり合いがあるのを知っておきましょう。

 

特にボラティリティのあるロンドン市場ニューヨーク市場で『トレンド相場』が形成される割合が多いので覚えて下さい。

 

『トレンド相場』を見分ける簡単な方法として、高値安値の切り上げや切り下げを基本としたトレンドフォローがあります。

 

 

 


絵で見る『トレンド相場』

 
トレンド相場とは、わかりやすく
上昇トレンド(アップトレンド)を示すチャート図

 

上に示す参照図は、『トレンド相場』における上昇トレンドです。

 

左下に囲った黒枠の中で反発し上昇を始めています。

 

また、テクニカルラインであるトレンドラインチャネルラインに反発しながら上昇するのも伺えます。

 

こういった上昇トレンドにおける取引は順張り(トレンドフォロー)が基本です。

 

初心者の方は、こういった『トレンド相場』での取引を行う事に依ってリスクを抑える事が出来るのです。

 

 

 

トレンド相場とは、わかりやすく
下降トレンド(ダウントレンド)を示すチャート図

 

上に示す参照図は、『トレンド相場』における下降トレンドです。

 

上部に囲った黒枠の中で反発し下降を始めています。

 

上昇トレンド同様にトレンドラインとチャネルラインに反発し、下降を継続しているのが伺えます。

 

こういった下降トレンドの取引も、前述した上昇トレンド共に順張りが基本です。

 

 

 

トレンド相場とは、分かりやすく
『トレンド相場』はボラティリティのある市場に出現する

『トレンド相場』は時間帯も重要なカギ

 

『トレンド相場』はロンドン時間やニューヨーク時間に多く出現

 

私が初心者の方にトレードをお勧めする時間帯はニューヨーク時間です。

 

但し、ニューヨーク時間はボラティリティもあり、慣れるまで時間を要するマーケットです。

 

ひと昔前迄は個人的に東京時間を推奨しておりましたが、昨今の東京市場は流動性が無く、ほぼ終日レンジ帯を形成する様相です。

 

これに比べニューヨーク時間は『トレンド相場』になりやすく、一旦トレンドが発生すると初心者の方でも稼ぎやすい環境だからです。

 

しかしココで注意したいのは、ニューヨーク時間は東京時間と異なりマーケット自体の動きが荒く、大きく動く傾向があります。

 

トレードを行うにあたり、全ての判断にスピードが求められるマーケットでもあるので、初心者の方は先ず環境に慣れるまで資金を抑え、且つ小ロットで取引を行うよう心掛けて下さい。

 

 

 

トレンド相場とは、分かりやすく
初心者は『トレンド相場』を狙え

『相場』は2種類から形成される

 

前述しましたが、相場は大きく分け『レンジ相場』と『トレンド相場』から成ります。

 

初心者の方がトレードを行う際、『レンジ相場』は難しく『トレンド相場』は楽だということを先ずは覚えて下さい。※楽だと言っても相応の知識や経験値はもちろん必要です。)

 

 

『レンジ相場』とは

 

レンジ帯における相場の動きは一定幅で上下動を繰り返すのが特徴。

 

一見、初心者にも簡単そうにも見えますが、実は方向性も無く大変難しい相場環境です。

 

こういった状況で初心者が値ごろ感で売買を繰り返せば、瞬く間に資金を溶かす事に繋がるでしょう。

 

わざわざ難しい相場に入る必要性はありません。

 

あくまで『稼ぐ』ためにトレーダーは相場へ参入するのであり、『ゲーム』を行なう場ではないという認識も必要です。

 

また、レンジ帯でのトレードは流動性も無くレートも飛びやすいのが特徴です。

 

正にハイリスク・ローリターンの相場環境。

 

神経を尖らす相場にも関わらず、リターン(儲け)が少ない相場環境と認識しましょう。

 

あと初心者に多いのですが、『気が付いたらレンジ相場だった!』というパターンです。

 

こういった場合、気が付いた時点で即ポジションを切る(損切り)という事を徹底しましょう。

 

 

 

トレンド相場とは、分かりやすく
ニューヨーク市場がキーマン

『トレンド相場』のマトメ

 

私が推奨するニューヨーク時間は、世界中の投機筋も参加するボラティリティのあるマーケットです。

 

一旦トレンドが発生すれば、簡単には崩れる事のないシッカリとしたトレンドを形成する特徴があります。

 

但し全ての動きにスピードがある為、参加する側もこれに合わせ的確な判断が要求されるマーケットでもあります。

 

初心者を含め、勝てる手法を未だお持ちでない方は、こういった勝ちやすい時間帯を選び簡単な相場を見つける事から始めて下さい。

 

 

 

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“【トレンド相場とは】わかりやすく解説” への1件の返信

  1. ありがとうございます!
    お役に立てれば何よりですw

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