FXの『テクニカル分析』とは
FXの分析方法は大きく分けて以下に示す2つから成ります。
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
『テクニカル分析』とは
『テクニカル分析』とは、過去の価格推移(値動き)を使い分析する方法です。
また『テクニカル分析』の根底には、過去における値動きの再現性が基になっており、過去に同じようなチャートパターンがないかを探しだし、これを使って未来の値動きを予測するものです。
『テクニカル指標』とは
『テクニカル指標』とは、『テクニカル分析』を行うに当たり、過去の値動きを数値化し、また視覚的にも捉えやすくした指標の事を言います。
有名な『テクニカル指標』、5点をピックアップします。
- 移動平均線
- ポリンジャーバンド
- RSI
- MACD
- 一目均衡表
上に示す『テクニカル指標』は、いわゆる『買われ過ぎ』や『売られ過ぎ』といった売買タイミングを視覚的に捉えやすくした指標です。
『テクニカル分析』は時間軸に依って異なる
皆さんが目にするチャートですが、縦軸は為替レート、横軸は時間軸になります。
この時間軸を大きく分け、短期、中期、長期と見る事が出来ます。
一般に短期は分足(ローソク足)から時間足、中期は時間足から日足、長期では日足から週足、長いものでは月足と、そのトレードスタイルによってチャートの時間軸の見方が異なります。(※トレードスタイルとは『スキャルピング(短期)』、『デイトレード(短・中期)』、『スイング(中・長期)』、『ポジション(長期)』の事を言います。)
例えば短期で上昇トレンドでもあっても、中期では下降トレンドの戻り目だったりもするのです。
狙う値幅を考えた場合、取引を行うトレーダーが、どの時間軸を重きに置くかで勝敗が変わってきます。
各時間軸によって、『テクニカル分析』の内容が180度変わる可能性があると言う事です。
また『テクニカル指標』も、どの時間軸に落とし込みするかがトレードの重要なカギになります。
『ファンダメンタルズ分析』とは
『ファンダメンタルズ分析』とは、その通貨を発行する国々の経済状況や要人発言等により、相場がどう動くかといった分析の事を言います。(詳しくはココをクリック!)