三尊もWトップも同じく優位性はない

『三尊』とは

英語表記:head and shoulders

『三尊』ネーミングの由来

『三尊』の形状が『三尊仏』に似てることから付けられた名前です。また英語表記での『ヘッド&ショルダートップ』と呼ばれるのは、『三尊』のカタチを人の頭と両肩に例え見立てたからです。

三尊、wトップ、同じ
三尊の由来

『三尊』は、正式には『三尊天井』と呼ばれ、英語では前述した通り『ヘッドアンドショルダー』と言われています。

『三尊』は相場の天井付近で出される転換サインとして多くのトレーダー達に認知され、相場の天井圏で作られる3つの山も持った『レンジ帯』の事を指します。

上昇傾向にあった相場がレジスタンスラインに当たり、3度アタックしますが突破しきれず、こういった事象によって『三尊』は形成されます。

『三尊』が形成される場所では売買が盛んに行われ、マーケット参加者の心理戦が行われる場所でもあるので、揉みあう『レンジ帯』を形成するのが特徴的です。

では実際のチャートを見ていきましょう。

三尊、wトップ、同じ
ドル円15分足/三尊

上のチャート図の青枠で囲んだ部分が『三尊』にあたります。少し分かりにくいかも知れませんが、中にある赤枠で囲んだ3つの山が確認できると思います。

3つ目の山を付けた所で相場は下降し、ネックラインを割って更に下降を続けます。

※『三尊』の首の部分にあたるところをネックラインと呼び、この場所は下値支持線(サポートライン)として意識される場所でもあり、ここを抜けると下降に転ずると言われています。


『三尊』を形成後、相場は下抜けするのか?

『三尊』や『Wトップ』を形成後、相場は下落すると通常言われておりますが、私が思うにそのような事実はございません。では下記参照チャートをご覧ください。

三尊、wトップ、同じ
『三尊』での下抜けの優位性はない

先ず青枠の中をご覧ください。赤枠で囲んだ『三尊』形成後、一旦はネックラインを抜け下降に転じますが再度上昇しているのが分かります。

こういった事象をFX界では相場での『騙し(だまし)』の一言で片づける傾向が強くあります。

私の考える『三尊』とは、単に売り買いが盛んなポイントなだけで、揉みあう結果として『三尊』が形成されると考えます。

前述しましたが、『三尊』とは上昇傾向にあった相場がレジスタンスラインに当たり、3度アタックしますが突破しきれずに跳ね返って来る時に形成されるものです。

参照図を見て分かるよう、3度目や4度目のアタックでレジスタンスラインを超えて来るなどザラにあります。

簡単に言うと、『三尊』が形成されても下降に転じる『根拠』は無いという事です。

※『三尊』で使用できるとするインジケーターも販売されていますが、有効性がないのでご注意ください。


マトメ

『三尊』が形成される場所というのは、過去に売買が盛んに行われた場所です。揉み合うことで3つの山が形成されます。

また『三尊』が形成されることで下降に転じるという有効性も無いので、トレードには注意が必要です。

FXで継続して勝てるトレーダーになりたいのであれば、こういった在り来りの情報を鵜呑みにせず、ご自身で検証する事を私は強く推奨します。

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