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『サポートライン』とは
英語表記:Support line(和訳:支持線)
『サポートライン』とは、分かりやすく言うと過去における重要なレートの下値と下値を結び付けたラインの事を言います。
又、『サポートライン』は日本語で『支持線』と言います。
通常、こういったライン近くでは下値は伸びにくくなる傾向が有り、上昇に転ずるパターンも多くなります。
『サポートライン』を突破すると
通常、『サポートライン』を突破(割る)すると更に下降する傾向が強くなります。
これは『サポートライン』付近で『買いポジション』を仕込んだトレーダー達が一斉に『損切り』を行う事と、新たにこの『サポートライン』付近で『売りポジション』を持とうとするトレーダー達が増える事に依り、より一層下降に拍車が掛かると言った仕組みです。
『サポートライン』付近で起こる事象
強い抵抗線でもある『サポートライン』付近では、何度もラインの突破を試みるも跳ね返される事が多く生じます。
こういった相場のせめぎ合いの結果、カタチづけられる事象がダブルボトムであったり、トリプルボトムであったりする訳です。
『サポートライン』は非常に強い抵抗線と認識すること
『サポートライン』は通常の抵抗線より強い抵抗線だと思って下さい。(トレーダーに依っては移動平均線と認識されている方も多くいます。)
その場所付近には市場参加者の様々な強い思惑や欲があると言っても過言ではないでしょう。
上から売りポジションを持ったトレーダーは『サポートライン』付近で利益を確定し、またそのポイントから買いポジションを持ったりもします。
更に『サポートライン』付近では新たに売りポジションを持つトレーダー達も出現します。
つまりはその場所付近で売買が非常に盛んに行われると言う事です。
※トレードにおける『サポートライン』の重要性は、使用する時間軸の異なるデイトレードやスイングトレード、またスキャルピングでも同じ事だと言えるでしょう。
『サポーライン』を絵で見る
では次に下の参照図をご覧ください。
参照図、左下から上方向にレートが上がり、図に示すA点の『レジスタンスライン』に抑えつけられ一旦は下降に転じます。
この段階でのラインはまだ『レジスタンスライン』としての機能を持ち合わせています。
では次にBをご覧ください。
『レジスタンスライン』として機能していたラインを突破し上昇を始めます。
この時点で『レジスタンスライン』は『サポートライン』に変わります。
B点を突破後、上限である『レジスタンスライン』にタッチ後、再度下降に転じます。
その後は前回まで『レジスタンスライン』であったラインにタッチし、反発して上昇。
これを見て分かるように今度は『サポートライン』としての役割に転じたという事です。
この『レジスタンスライン』と『サポートライン』が入れ替わる事を『レジサポの転換』と呼んでいます。
『サポートライン』の重要性
今回解説した『サポートライン』の重要性はご理解頂けたでしょうか。
この『サポートライン』を知ってるか否かでFXでのトレードには大きく差がでます。
トレーダーならこの『サポートライン』の習得は必須です。
※今回は水平線に属する『サポートライン』について解説しましたが、FXでは斜め線も重要です。『トレンドライン』や『チャネルライン』もこの機会に是非勉強してみて下さい。