『インジケーター』とは
いわゆるFXの『勝ち組』の人たちのトレーディングルームに何度かお邪魔した事があります。決まって皆さんに共通することはチャートにゴチャゴチャした『インジケーター』等、一切入れてないという事です。
『インジケーター』は『テクニカル指標』とも呼ばれ、簡単に説明すると為替におけるレート(値)を、多様な方法で数値化し、またそれをわかりやすいカタチで視覚化し、表現したモノの事を指します。
トレード時に使う、売買判定の一つの根拠として多く使われています。
主な『インジケーター』
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- MACD(マック・ディー)
- その他多数あり
『勝ち組トレーダー』のチャート画面は至ってシンプル
『インジケーター』表示は多い人で2〜3種類で、あくまで目安であり、あっても無くても良いとのこと。
トレードにメインで使う事はありません。
因みに私も同様で、一部のSMA及びEMAのみ入れております。
但し、これもあっても無くてもトレードには影響ないのですが、瞬時にチャートを見た時、現況把握の目安として私は使用します。
約10年間為替の世界を通し、いろんなトレーダーの方達を見てきました。
そこで共通して言えることがあります。
成功したトレーダー達のチャートは至ってシンプルだということです。
『インジケーター』は一通り勉強する事
なかなか稼げない方のチャートは、決まっていろんな『インジケーター』が入っています。
私も稼ぐことができなかった当時、いろんな『インジケーター』をチャート画面に出して使用していました。
明記しておきますが間違っても『インジケーター』を否定している訳ではありません。
私のロジックも、こういった『インジケーター』を使い、失敗を繰り返すことで沢山の『気づき』を得ました。
真面目にこの作業を繰り返していると、いろんなヒントが隠されている事に気が付くものです。
初心者のみなさんも、各種インジは一通り勉強することを薦めます。
まとめ
気を付けたいのが、『インジケーター』単体だけでは継続して絶対に勝てないという事実です。
使用するにあたり他の手法と組み合わせる事により精度があがります。
先述した通り私は勝てない時期、チャートに様々な『インジケーター』を出してトレードを行っていました。
そのトレードで失敗を多く重ね、少しづつ相場観がついてきたのも丁度この時期くらいからです。
相場観が徐々につくにあたり、『インジケーター』の数もこれに比例し、チャートから減り続けて現在に至ります(現在は殆ど使いません)
皆さんもトレードで使用する手法等に根拠が高まれば、自ずとチャートに示す『インジケーター』の数も少なくなってくるハズです。
もちろん勝てる手法も無いのに、今すぐ『インジケーター』を画面から取り除くことはお止め下さい。
あなたが初心者なら大なり小なり『インジケーター』がトレードにおける根拠にもなっているハズです。
今回は『継続して勝てるトレーダー』のチャートは至ってシンプルだという事にフォーカスをあてました。