『IPOとは』分かりやすく解説
英語表記:Initial Public Offering
『IPO』とは、Initial Public Offeringの略称です。
日本では『新規株式公開株』、または『新規上場株式』と呼ばれています。
意味は Initial=最初の、Public=公開の、Offering=売り物 と言う意味合いです。
分かり易く言うと、新規に株式を証券取引所に上場させ、投資家達に株式を取得(分配)させることを言います。
『IPO』による企業側のメリット
証券取引所に株式を新規で公開・上場するという事は、証券口座を持っている投資家達が自由に取引が出来ると言う事です。
企業にとって直接マーケットから資金を広く集める事が可能となり、それによって知名度も上がり、社会的信用性を増す事が可能となります。
『IPO株』とは
『IPO株』とは、上場するにあたり公開された株式の事をいいます。
2020年は93社が『IPO』を行い、近年では平均して約100社前後の企業が毎年『IPO』を行っています。
『IPO株』は利益を生み易く、投資家達には非常に人気があります。
近年では2020年に上場初値が売り出しの価格(※公開価格)の平均2.3倍となり、中には5倍を超える『IPO株』も出現した程です。
『IPO株』の入手方法
『IPO株』に投資する事を『IPO株投資』と言います。
企業が『IPO』で新規上場を行う際、投資家達に分配する『株を買う権利』の抽選が行われ、手にする事が出来ます。
『IPO株投資』とは
『IPO株投資』とは、企業が上場する前にその株を手にし、上場日の始めにつく株価(初値)を売買する事で利益を得るという投資法です。
また未公開株と称し詐欺を行う者達とは違い、信用ある証券会社の公正な抽選によって分配先が決まります。