FXの『ピンバー』とは
英語表記:Pin bar
『ピンバー』とは、ローソク足を使ったプライスアクションの一つで、ヒゲを長く持ち、極度に小さい実体を持つ(※出来高が少ないという事)ローソク足の事を言います。
『ピンバー』は主に、天井圏や底値圏と思われるポイントで注視されます。
これは『ピンバー』の先に強い抵抗帯があると推定され、その後のトレードにおける一つの根拠と成り得るからです。
高値圏での『ピンバー』
上記参照図は、高値圏や天井圏で多く見られる『ピンバー』です。
プライスアクションとしては、転換期(下降に転ずる)や調整期を予測するローソク足の形になります。
安値圏での『ピンバー』
上記参照図は、安値圏や底値圏で多く見られる『ピンバー』です。
プライスアクションとしては、転換期(上昇に転ずる)や調整期を予測するローソク足の形になります。
『ピンバー』の定義
良くSNS等で、『ピンバー』に関する定義等を見掛けますが、『ピンバー』には定義等は存在しません。
あくまでローソク足のヒゲが長く、実態が小さいと言う事だけなので注意が必要です。