FXの『リスクリワード』とは
どうも初めまして、FXトレーダーのジョーと申します。
専業なら月間1.000pipsを目標設定にすべきだとか、100pipsを目安にトレードしましょうだとか巷のFX情報サイトでよく見聞きします。
FXは獲得pipsの目標値が資金管理の中では重要な項目です。
皆さんは、こういった資金管理の1つに『リスクリワードレシオ』というものがあるのをご存じでしょうか。
今回はこの『リスクリワードレシオ』と『勝率』の関係について解説します。
『損小利大』と『損大利小』の定義
『リスクリワードレシオ』とは、利確迄の幅と損切り迄の幅とのバランスの事を言います。
『平均獲得pips』÷『平均損失pips』、または、『平均利益』÷『平均損失』で計算します。
その値が『1未満』であれば『損大利小』となり、『1』より大きければ『損小利大』という事になります。
『リスクリワードレシオ』と『勝率』との関係
『勝率が高い手法』は獲得できるpipsは少なく、『勝率が低い手法』というのは獲得できるpipsが多くなるという傾向があります。
分かりやすく言うと『リスクリワードレシオ』が高くなると『勝率』は下がり、『リスクリワードレシオ』が低くなる場合は『勝率』は上がるという事です。
つまり、この二つは比例しています。
『リスクリワードレシオ』の見方
『リスクリワードレシオ』が低い場合、勝率が高くなければ利益を出すことが難しく、また『リスクリワードレシオ』が高い場合は勝率が低くても利益を生み易いという傾向があります。
『勝率』が高いからといって、決して良いトレードを行っているという事ではないという事です。
例えば、毎トレード10pipsを取りにいくトレードを行い、仮に勝率が9割以上あったとしても、一回の損失が100pipsであれば損益はマイナスになってしまいます。
マトメ
今回は『リスクリワードレシオ』と『勝率』の関係柄について解説しました。
トレードで使用する手法の勝率が低ければ、連敗により資金をショートさせる可能性が高くなり、リスクをとりに行くことは困難になります。
またコレとは逆に、勝率が高ければ、ある程度リスクをとらないと資金が増えないということにもなります。
こういった事を踏まえ、ご自身の勝率がもし分かっているのであれば、利確目標までの幅や、損切りまでの幅のバランスを取るとことが如何に重要な事なのか分かって頂けると思います。