『金融政策とは』わかりやすく解説
英語表記:monetary policy,financial policy
『金融政策』を分かり易く言うと、その国の『中央銀行』が担う、数多くの政策の中でも金融に特化した経済政策の大きな柱の事を言います。
『金融政策』はインフレーションとデフレーションのバランスをとる調整弁に当たる物と思って下さい。
※現在の『金融政策』は公定歩合との連動性はありません。これは1994年に金利の自由化が施行されたのが理由です。
『金融政策』の主たる目的
『金融政策』は財政政策に匹敵するマクロ経済政策の柱となります。
『金融政策』の主たる目的は、経済を継続的且つ拡大する事が主な目的であり、物価や通貨価値の安定を図り、また景気対策として金融の引き締めや金融緩和を行い経済に潤いを施す事が主な目的です。
日本における『金融政策』
日本における中央銀行は日本銀行です。
『金融政策』を行うにあたり日本銀行は通貨と金融調整を行います。
調整に当たっては『公開市場操作(オペレーション)』を介し、長・短金利への誘導や資産の買い入れなどを行います。
『金融政策』の基本方針
日本では、『金融政策』の基本方針を『金融政策決定会合』で決定します。
『金融政策決定会合』は日本銀行政策委員会が運営します。