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【ポジショントークとは】意味をわかりやすく解説
『ポジショントーク』という言葉の意味はご存じでしょうか。
SNS界隈でフォロワー数が少ない方なら未だしも、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる方達がこういった『ポジショントーク』を行い、自ら保有するポジションに優位性を持たせる行為(※言動や書き込み等)を行えば刑罰の対象になります。
今回は投資家の方なら知っておくべき『ポジショントーク』について解説を行います。
『ポジショントーク』とは
『ポジショントーク』の意味ですが、これはマーケット参加者が持ったポジションに優位性を持たせる為に行う会話や言動、または書き込み等の事を言います。
『ポジショントーク』は和製英語になり、使われる場所は金融マーケット全般です。
こういった『ポジショントーク』の多くは主観的に発信されているものが多く、発信者本人の保有するポジションに優位性を持たせ、これに合った材料(情報)を会話や言動、または書き込み等を使い情報を発信します。
最近ではSNSを使った『ポジショントーク』も数多く見受けられます。
『ポジショントーク』の危険性
SNS等で情報発信するに当たり、法に触れる内容の会話や言動、または書き込み等には注意が必要です。
こういった文言の会話や言動、または書き込み等を行えば『風説の流布』と解釈され、金融界では不法行為として摘発される可能性があります。
『風説の流布』と見なされない会話や言動、書き込みとは
『風説の流布』と見なされない会話や言動、書き込みとはポジションを持った者が優位性など意図せず、単純に憶測だけで発する会話や言動、書き込み等の事を言います。
金融アナリスト達の『ポジショントーク』
一般トレーダー達が普段入手する相場概況は、いわゆる金融機関等のアナリスト達のコメントを参考にすると思います。
こういった方達のその殆どが『ポジショントーク』ですので、情報には注意が必要です。
まとめ
『ポジショントーク』とは、意図するポジションの優位性を持たせる為に情報発信する会話や言動、または書き込み等の事を言います。
自己の利益の為、事実とは異なる情報を発信すれば『風説の流布』として不法行為に該当する事を投資家なら覚えておきましょう。
又、金融インフルエンサー達による、こういった類の情報に惑わされ損失を抱える方も少なくないと思います。
金融インフルエンサーと呼ばれる方達には節度を持った情報を発信して頂きたいと切に願います。