【追証とは】わかりやすく解説

追証とは、分かりやすく

【追証とは】わかりやすく解説

 

『追証(おいしょう)』とは、『追加保証金』の事を略して『追証』と言い、FXを含めた信用取引や株価指数先物など、『保証金(FXでは証拠金の事)』を担保として取引を行う投資で、委託保証金を追加で送金しなければならない状態の事を指します。

 

分かり易く言うと、買い建てや売り建てた事による含み損の影響で、担保にしている株や通貨の値下がり等により、委託保証金率が下がり『追証』が生じます。

 

この『保証金』は証券会社等(FX関連業者も含む)により、ある一定の『維持率』が必要となり、この定められた『維持率』を下回ると『追証』が生じるという流れです。

『追証』の発生タイミングは、各社が決めた決済日(基本的に『維持率』を計算し、これを下回った翌営業日)までに追加の『保証金』を差し出さないと、反対売買によって強制決済されるのが特徴です。

 

 

 


『追証』を防ぐ事が先ず重要

 

通常、『保証金』は現金だけではなく『有価証券』でも代用が可能です。

 

しかし気を付けたいのが『有価証券』の場合、評価額は時価評価額に決められた掛け目をかけた金額になります。

 

東証1部、2部の銘柄であるなら掛け目は80%以下、また『有価証券』を代用しているなら売買している銘柄の動向に加え、『有価証券』自体の値動きで『追証』が発生する可能性があるので注意が必要です。

 

こういった事も背景に踏まえ、『追証』を防ぐ為には無理のないトレードが必要です。

 

余裕を持たせた『保証金』を維持する事が必要不可欠となります。