【マザーズ市場とは】わかりやすく解説

【マザーズ市場とは】わかりやすく解説

英語表記:Mothers:market of the high-growth and emerging stocks

 

『証券取引所』には、主要たるメインの『本則市場』と、セカンド市場ともいえる『新興市場』とに分別されます。

 

それぞれの市場へ上場する企業は『時価総額』や『流通株式数』、その他の厳しい基準をクリアーした企業ばかりです。

 

今回解説する『マザーズ市場』とは『新興市場』に分類され、いわゆる『ベンチャー企業』向けの市場となります。

『マザーズ市場』は東京証券取引所(東証)が運営する市場です。

 

主に成長企業(ベンチャー企業等)を中心とした株式市場になり、現在(2019年時点)では278社が『マザーズ市場』に上場しています。

 

 

 

マザーズ市場とは
マザーズ市場はどういった市場なのか

『マザーズ市場』の位置づけ

 

『東京証券取引所』における『マザーズ市場』の位置づけは、『東証一部』へのステップアップを考慮した市場です。

 

また『マザーズ市場』への上場審査基準ですが、純資産や利益に対する定量条件等はありません。

 

実際には赤字会社も上場を行う事が可能ですが、あくまで将来的に成長が見込まれる企業などに限定されます。

 

 

 


『マザーズ市場』の主な銘柄

 

『マザーズ市場』の主な銘柄のランキングを掲載します。

 

その殆どが『IT企業』であったり『ベンチャー企業』で構成されています。

 

『マザーズ市場』の特徴としては新規上場銘柄も多く、『東証一部』等へ市場を変更する企業も多い為、『マザーズ市場』における上場銘柄の構成は頻繁に大きく変動するのが特徴です。

 

皆さんが良くご存知の企業も多いかと思います。

 

 コード 企業名時価総額(億円)
4385メルカリ4.879
2121ミクシィー2.169
4592サンバイオ1.623
4425Kudan1.469
3993PKSHA Technology1.436
4384ラスクル1.225
3479ティ-ケービー1.142
7172ジャパンインベスメント1.076
4563アンジェス1.053
マザーズ市場とは
マザーズ指数

『東証マザーズコア指数』とは

 

『東証マザーズコア指数』とは、『東京証券取引所』が選定した売買代金や時価総額、利益等を考慮した『マザーズ市場』の代表格である15銘柄で構成する指数の事を言います。

 

 

 


『東証マザーズ指数』とは

 

『東証マザーズ指数』とは、『マザーズ市場』で上場する全銘柄で構成され、『時価総額加重方式』で算出した指数の事を言います。

 

『マザーズ市場』全体の動きを知るには、この『東証マザーズ指数』を知る事が最も重要です。

 

皆さんも日経新聞等で『マザーズ下落』等の記事を目にすることがあると思いますが、これは『東証マザーズ指数』の事を指しています。

 

 

 

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