『固定相場制とは』分かりやすく解説
英語表記: fixed exchange rate system
『固定相場制』とは、世界各国の政府間で『為替レート』を固定、もしくは維持する制度(システム)の事を言います。
『固定相場制』の導入は、『国際復興開発銀行(IBRD)』と『国際通貨基金(IMF)』が1944年に設立された事に始まり、戦勝国の代表としてアメリカを中心に『ブレトンウッズ協定』が締結された事で『固定相場制』が導入されます。
『固定相場制』の概念
『ブレトンウッズ協定』では、アメリカの『USドル』を世界の基軸通貨(国際通貨)に定め、金(ゴールド)1オンスの価値に対し、35USドルを交換比率とする内容です。