【コロナショック】重大な経済損失

【コロナショック】重大な経済損失

皆さんご承知の通り新型肺炎ウィルス(コロナ)の感染拡大が世界規模に広がりを見せ、世界経済にも深刻な打撃を及ぼす可能性が強まってきています。

ダウを含めた為替でも大きな動きがでてきているのも事実です。

今月2月アタマにあった日銀の黒田総裁の発言では「中国国内の経済活動が抑制され製造業のサプライチェーン(供給網)や、中国人観光客の大幅減少等で日本だけではなく、世界経済全体への影響が懸念されている」とも発言されています。

2003年に感染が広がったSARS(重症急性呼吸器症候群)の時よりも経済への深刻な打撃が大きくなる恐れがあると指摘されています。

経済産業研究所(RIETI)の研究員の方も「新型コロナウイルスの潜伏期間は10日間と長く、軽症患者も多いため、感染者を発見するのが難しい・・経済被害はSARSの時(400億ドル)の3~4倍との予測もあります」とのことです。

また致死率(約2%)が低いことを理由に、『過剰に心配する必要はない』との声もありますが、100年前に大流行したスペイン風邪の致死率も『2.5%以上』と意外に低かったのを皆さんご存知でしょうか?

致死率が低いウイルスはスーパースプレッダー(一人だけで広く感染を広げる患者)が出現する可能性が高いらしく、こうなれば多くの人が感染しパンデミック(大流行)が起きやすい」とも話をされています。


【コロナショック】重大な経済損失

『中国経済』の落ち込み

私達トレーダーが注視しないといけないのがSARSが流行した時点(03年)の中国経済と今の中国経済の圧倒的な存在感の違いだと私は考えます。

SARS時の中国GDP(国内総生産)の世界経済に対するシェアは4%程度でしたが18年には約16%と大きく拡大しました。

また19年の訪日した中国人は約960万人と発表され03年の21倍超です。

中国を拠点とした世界不況が実際に起こるのであればSARS時の時と比べ物にならないほど大きくなる可能性が高いという事です。

今現在も既に経済に対する影響が出始めています。

コロナ発症でもある『武漢』は、世界自動車産業の製造拠点でもあるのをご存知でしょうか?

アメリカのGM(ゼネラルモータース)やフランスのPSA、また日本のホンダ等、自動車大手や自動車関連部品メーカーも多くココへ集中しています。

今では世界最大となった自動車マーケットでもある中国で、自動車部品の供給拠点である武漢での生産停止はいったいどれだけ世界経済にダメージを与えるのか未だに想像もつかないレベルです。(専門家も同じ考えの人が多いです)


【コロナショック】重大な経済損失

まとめ

巨大マーケットである中国の大きな成長減速で、世界経済への経済損失は未知数でコロナウィルスによる影響はかなり深刻だと私は考えます。

中国のエコノミストはコロナウィルスの流行が仮に今年4月までに収束しても1~3月の成長率は5%を割ると予測し通年でも5%台の成長に留まるという見解もあります。

世界銀行によるとスペイン風邪の時は世界経済の4.5~5.0%程度分が喪失したと聞きます。

世界はいま『世界恐慌』という大きなリスクを目前に抱えていると思うのは私だけなのでしょうか。

過言では無いと思います・・

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