最新版【who アメリカ 脱退】コロナウイルス で批判

【who アメリカ 脱退】国連の反応

現在、世界中で『新型コロナウイルス』が猛威を振るい、終息の目どが立たない状態です。この最中、昨日4月15日 、アメリカの『ドナルド・トランプ大統領』は、国連(UN)の専門機関である『世界保健機関(WHO)』への資金拠出を停止するよう政権に通達したと発表しました。これは『新型コロナウイルス』が世界へ蔓延する前、中国で流行していた『新型コロナウイルス』における重大性を隠蔽(いんぺい)していたことを理由に挙げています。

『トランプ大統領』は記者会見で、『新型コロナウイルスの感染拡大へのひどく不適切な対応と隠蔽におけるWHOの役割を検証する間、資金拠出を停止するよう指示した』と説明をしました。

また、『アントニオ・グテレス氏』は『WHOは新型コロナウイルス感染症との闘いでの勝利を目指す世界の試みにおいて極めて重要なので、支援しなければならないというのが私の考えだ』と述べるに至りました。


『アメリカ』の意図/現在までの流れ

『トランプ大統領』が今回行った『WHO』の『拠出金』停止への背景として挙げられる理由があります。

これは、アメリカの現時点での惨状(膨大な死者数)を背景に、アメリカ国民は政府が、『新型コロナウイルス』のパンデミック(世界的大流行)対策を初期に講じなかったことが理由のひとつとして、ますます厳しい目にさらされていた『トランプ大統領』への矛先があったのです。

こういった背景もあり、『トランプ大統領』は先日行われた記者会見で非難の矛先を世界保健機関(WHO)に向けようとした意図が感じらます。

『トランプ大統領』はこれまで、今回の『新型コロナウイルス』における国家の危機的事態の大きさに対する自らの責任を全て否定し続けています。

今回行う『WHO』への『拠出金』停止の他、既にオバマ前政権や中国、またメディアを批判して、国民の目をそらそうとする動きもありました。

『WHO』は今年に入った1月から『新型コロナウイルス』について警鐘を鳴らしていたにもかかわらず、『トランプ政権』は同組織が判断を誤り『中国に偏った』見方をしていたと批判していた事実もあります。

『WHO』が、『新型コロナウイルス』による感染症を公衆衛生上の危機と宣言したのは1月30日です。

一方、『トランプ大統領』の側近で、『ピーター・ナバロ大統領補佐官(通商担当)』は、1月29日付けの覚書で、この『新型コロナウイルス』が数百万人もの米国人にとってリスクとなり、数兆ドル(数百兆円)の損失が生じる可能性があると警告もしていました。

こういった背景にも関わらず『トランプ大統領』は先日、『WHOは判断ミスをした。数カ月前に危機宣言を出しておくことができたはずだ』と述べるに至ったのです。

それ以降『トランプ大統領』は、『WHO』に対するアメリカの『資金拠出』に言及し、『WHOに費やす資金を止める』と述べ、『アメリカは拠出金を直ぐにでも差し止める用意がある。止めた後にWHOがどうなるか見るつもりだ』と続けます・・

この会見上、記者からの質問で『パンデミック(世界的流行)の最中にWHOへの拠出を差し控えることが正しい決断なのか?』と問われると、『トランプ大統領』はその発言を撤回したように見えました。

質問に対し『トランプ大統領』は、『いや、おそらくそうではない』と述べ、『そうするとは言っていないが、その選択肢を考慮する』と付け加えます。

この流れがあり14日、『トランプ大統領』は『国連(UN)』の専門機関である世界保健機関(WHO)への資金拠出を停止するよう政府に指示したと発表に至ります。


『アメリカ』のWHOへの拠出金額

アメリカは『WHO』への拠出金の最大の負担国で、昨年度では4億ドル(日本円で約430億円)を拠出しています。

『WHO』への支払いには下記内容の2種類があります。

  • 分担金

各国が『WHO』の加盟国として支払う必要があるもので、『分担金』の支払額は各国の資産と人口に応じて計算されています。

  • 任意の拠出金

これは、その名前が示すよう自発的なもので、高額な分担金を払う加盟国が、率先して支払うことが奨励されています。

『トランプ政権』は今年2月に行われた最新の予算案で、『WHO』へのアメリカの出資金を約1億2260万ドル(約133億円)から、『分担金』の約5790万ドル(約62億7000万円)まで減らすことを要請しています。

予算が削減された後も、アメリカの拠出額は『WHO』加盟国の中でも断然トップなのをご存知でしょうか。

因みに拠出額2位の中国で約2870万ドル(約31億1000万円)。

次いで3位の日本は約2050万ドル(約22億2000万円)となります。

年明け1月1日に請求され、今年に支払われるべき『分担金』の総額は約2億4680万ドル(約267億円)の予定で、その内の約7900万ドル(約86億円)は、既に加盟国により『WHO』へ支払われています。(3月31日現在)


マトメ

今回、アメリカが行う『WHO』への『拠出金』停止の処置は、全世界へ波紋を広げています。

アメリカは『WHO』への拠出金の最大の負担国という背景もあり、今後も『拠出金』停止の処置が続行されるなら『WHO』の存在までもが危ぶまれることになるでしょう。

『新型コロナウイルス』は先進国への拡大をほぼ遂行し、これから『途上国』へと感染拡大を行うと危惧されています。

この最中に、今回のアメリカに依る『拠出金』停止の処置は、間違いなく『新興国』での『新型コロナウイルス』による甚大な被害を増幅させる事に繋がります。

罪のない世界中の多くの人々が死へと追いやられる事になるのです・・

『新興国』での医療環境は、私たち『先進国』とは比べ物にならないくらい劣悪な環境です。

専門家は、医療体制の整わない『新興国』での感染拡大は、『致死率』も先進国に比べ大きく上回ると断言しています。

『新興国』では、ただでさえ『WHO』が介入していても、食料や衣料、全てにおいて資金不足が慢性化していたのが実情です。

わたし個人の意見として、確かに(事実)中国と『WHO(現体制)』は裏の絡みがあると考える一人です。

『トランプ大統領』のこの部分の意見に関しては賛同もします。

しかし、こういったカタチでの、『WHO』への『拠出金』停止の処置には大いに反対します。

『トランプ大統領』も『WHO』への『拠出金』停止の処置の継続については含みを持った言い方をしています。

『WHO』の組織改革、新たな組織の構築へと素早い動き、対応を願うばかりです。

今回のアメリカが行う『WHO』への『拠出金』停止の処置は、間違いなく全世界、人類への大きな不安(懸念)材料となるのは必至でしょう。


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